歯科助手は、つねに求人があり、多くの歯科医院が募集しています。
歯科医の数は年々増えており、歯科助手の求人の数は当然に増えていくことでしょう。
職場が多くあるというのは素晴らしいことです。
だからといって、全ての歯科医が潤沢に患者を抱えているわけではありません。
歯科医にとってのユーザーは患者ですが、患者はたくさんある中から、自分にあった歯科医を選択することになります。
最近では、開院時間で、自分の都合に合わせて選ぶ場合も増えているようですが、多くの場合は、治療が上手、予約がとりやすい、説明がていねい、対応がいいといった理由で選ぶことが現状ではないでしょうか。
そこで求められるのが、対応がいい歯科助手ということになるのです。
「あの歯科医院は上手だし、感じがいい」という口コミは、歯科医を開業する医師にとっては一番の宣伝です。
治療が上手という部分は、医師の腕にかかる問題です。
それに加え「感じがいい」という部分は、受付や治療中の様子を総じて患者さんが感じるもので、医師というよりおもに助手について感じる場合が多いからです。
無愛想な電話対応や、つっけんどんな受付をされたら、患者から敬遠されてしまいます。
知識を身につけることはもとより、質の高い応対ができる歯科助手が、今後ますます求められるのではないでしょうか。