歯科医院は、むし歯の治療をするだけではなく、歯の美容として、治療を受ける人が最近は多くなりました。
芸能人や接客業の女性をはじめとし、一般の女性なども、美容の一環として「ホワイトニング」を目的にやって来るようになったのです。また、男女を問わず、「インプラント」や「矯正」も人気です。
虫歯のような緊急の治療と異なり、美容矯正は景気の動向に左右されるという心配はありますが、所得水準の高い層が顧客層なので、それもさほどではなく、歯科医院にとっては高収入をもたらしてくれる分野といいます。
美容、インプラントなどは、まだ新しい分野で、今後も需要が伸びると期待されています。モノがあふれている日本では、健康や美容などの分野に関心が向かっています。
もちろん、歯科医院によって対応しているところと対応していないところがありますが、業界全体として見れば、まだまだ成長する業種なのです。
そうなれば、歯科助手の職場も将来性に陰りは見られないことでしょう。
歯科助手の将来性に希望があることは間違いないことでしょうが、歯科助手という仕事は、歯科医院での受付や治療の介助などに携わるお仕事で、直接患者さんに触れて治療に加わることはしません。
あくまでも治療のサポートで、器具の準備や消毒などで治療に関わることになります。
ところで、同じ様に歯科医に勤務するお仕事で、歯科衛生士という職種があります。
この歯科衛生士は患者さんに触れ、歯科の検診や研磨など、患者さんに関わることができます。
さらに、歯科衛生士の資格は、国家資格ですので、一度取得すれば一生ものです。
歯科助手としてお仕事をしながら、歯科衛生士の資格の取得にチャレンジすることをおすすめします。スキルアップを目指して、頑張りましょう。